(2023年5月11日更新)
このページは「チャットGPT」を学習し、アウトプットしているページです。学びながら気づきも加えています。
ちなみに書評ではありません。
【このページで学習している書籍】
「ChatGPT超実践活用法」葵あすか著
【GPT-4対応版】「ビジネスシーン」におけるマジで使える利用方法21選【使い方・入門・教科書・初心者・利用法】
ChatGPT・IT・テクノロジー (AI技術・テクノロジー・人工知能)
一緒に学習していきましょう。
目次
- 1 チャットGPT使い方学習【書籍】「ChatGPT超実践的活用法」アウトプット
- 2 「ChatGPT超実践的活用法」第1章:ChatGPTの概要と特徴
- 3 「ChatGPT超実践的活用法」第2章:ChatGPTの注意事項
- 4 ChatGPTの注意点①:機密性が担保されていない
- 5 ChatGPTの注意点②:回答が事実である保証がない
- 6 ChatGPTの注意点③:検索エンジンではない
- 7 ChatGPTの注意点④:回答に時間がかかる
- 8 ChatGPTの注意点⑤出力形式はテキストのみ
- 9 ChatGPTの注意点⑥:特定環境での利用は現状不可
- 10 ChatGPTの注意点⑦:2021年以降の情報は保証されない
- 11 ChatGPTの注意点⑧禁止事項、「AIの使用」の明示
- 12 「ChatGPT超実践的活用法」第3章:ビジネスにおける活用方法
- 12.1 ビジネス利用は現状では限定的・・その理由
- 12.2 ChatGPTのビジネスにおける活用方法①資料作成
- 12.3 ChatGPTのビジネスにおける活用方法②アイデア出し
- 12.4 ChatGPTのビジネスにおける活用方法③クレームの返答
- 12.5 ChatGPTのビジネスにおける活用方法④メールテンプレート
- 12.6 ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑤下書き
- 12.7 ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑥アジェンダ作成
- 12.8 ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑦箇条書き⇔文章化
- 12.9 ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑧校正チェック
- 12.10 ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑨翻訳
- 12.11 ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑩エクセル関数
- 12.12 ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑪英語のメール対応
- 13 「ChatGPT超実践的活用法」第3.5章:GPT-4における活用方法
- 14 「ChatGPT超実践的活用法」第4章:初回ログイン・費用他
- 15 チャットGPT使い方学習【書籍:ChatGPT超実践的活用法】アウトプットまとめ
チャットGPT使い方学習【書籍】「ChatGPT超実践的活用法」アウトプット
ビジネスシーンにおける「むしろ知らないともったいない」マジで使える利用方法21選とある。
概要や基礎となる大切なことをとりあえず学んだいま、さっそく実践的な書籍で学びたい自分みたいな人におすすめ。
「ChatGPT超実践的活用法」第1章:ChatGPTの概要と特徴
第1章は「ChatGPTの概要と特徴」
主に特徴について解説されている。
✅ChatGPTは人工知能のモデルで文章を生成できるウェブサービス。
端的に言えば、「ユーザーの質問に回答したり、特定のお題に対して文章を捜索することができる。
※小説なども創作可能。
✅ChatGPTは、大量のテキストデータをベースにして機械学習をしている。
そのデータがベースになり、ユーザーは人工知能と会話するような形で利用することができる。
※会話できるAIといえば、以前からチャット形式のAIは存在していた。
しかし、これまでのAIの多くは、大量のデータの中から単純に最適と思われる回答を引き出すことに終始していた。
※いわゆるキャッチボール的な会話ができなかったのが従来のAI。
✅従来のチャット型AIに対して、「会話のキャッチボールができる」のがChatGPT。
前の文脈を引き継いで会話できるので、ユーザーはストレスなく質問や指示をすることができる。
ChatGPTの特徴①文脈を理解して流ちょうな会話が可能
ChatGPTの最大の特徴は、「文脈の理解」にある。
文脈を理解して「流ちょうな会話」をすることができる。
流ちょうな会話「例」
例えば、「日本で一番高い山は何ですか?」と聞くと、
ChatGPTが「日本で一番高い山は富士山です。標高は3,776メートルです。」と回答。
続けて、
「それは世界で何番目に高い山ですか?」と聞くことができる。
※いうまでもなく、「それ」は富士山を指している。
✅このように、文脈を理解し、前の発言を考慮した回答ができるのがChatGPTの最大の特徴のひとつ。
また、ChatGPTは聞かれてもいないことも必要と思えば自発的に回答してくれる。
例えば、
「富士山は世界で高さで比較すると、比較的低い山の部類に入ります。実際、富士山は世界で35番目に高い山です。ただし、富士山は、日本の象徴的な山であり、美しい景色が有名で、多くの人々に親しまれています。」
ChatGPTの特徴②同じ質問に対して回答が異なる
ChatGPTは同じ質問に対して毎回同じ回答になることはない。
※答えがあっていれば問題ないのだが、それはプロンプトスキルアップが必須!?
✅ChatGPTは常に機械学習(ディープラーニング)をおこなっており、大量のデータに基づいて回答を生成しているため。
機械学習のモデルは、確率的な性質を持っている。
✅ChatGPTは対話の流れや文脈に応じた回答を都度生成しているため、都度異なった回答になっている。
✅ChatGPTは都度学習するため、それによりデータが蓄積され、どんどん優秀になる。
そして、より正確な回答を生成できるようになる。
※ChatGPTもユーザー(人間)も、それぞれスキルアップが必須。
ChatGPTの特徴③回答の長さを調整できる
ChatGPTは、質問の回答について、その長さを調整可能。
質問の長さを調整してもらうプロンプト「例」
●「簡単に説明して」
●「詳しく説明して」
●「140文字以内にまとめて」
など。
※ChatGPTに役割を与え、ユーザー側の状況も使えると効果的だと感じている。
例えば、
「あなたは小学校の先生です。私は小学3年生です。小学生でもわかりやすいように優しく説明してください」など。
文字数を指定する場合は、長い文章を短くするだけでなく、短い文章を長く説明させることもできる。
✅ChatGPTはブログやツイッターでも有効活用可能。同じテーマに対して「2,000文字」「140文字以内に簡潔にして」など。
ChatGPTの特徴④多言語対応
ChatGPTは多言語対応。
ChatGPTへの質問自体は日本語でも「英語で回答して」と加えれば、英語の回答を得ることも可能。
その逆も可能。
✅ChatGPTの現在の対応言語数は100以上とされており、世界中の主要な言語においては問題なく回答可能。
※マイナーな言語については適切な回答を得るために、その言語に関する十分なデータが必要。
つまり、機械学習すればするほど高品質な回答が得られる。
※超マイナーな古代言語なども学習させることが可能?
ChatGPTの特徴⑤情報の加工ができる
✅ChatGPTは回答を得るだけでなく、情報の加工をすることもできる。
具体的には、「要約や翻訳、情報抽出等」を行うことが可能。
入力された情報を、ユーザーの指定に従って自由に変換することができる。
ChatGPTを使っての情報の加工活用例
Wikipediaを見ていてすべて読み進めるのが大変⇒コピペ⇒「要約して」と指示⇒要約
それでも理解しにくかったら、「小学生でもわかるように」「100文字に要約して」などと指示すれば、その通りの回答を得ることができる。
ChatGPTの特徴⑥文章の創作が可能
ChatGPTは「文章の創作」をすることができる。
例えば、テーマを与えるだけで、それに合った内容の文章を捜索できる。
文字数の制限はあるものの、本当に何もないところから小説を創作すrことも可能。
「ChatGPT超実践的活用法」第2章:ChatGPTの注意事項
ChatGPTは万能だと思うかもしれないが、不得意なこともある。
また、ChatGPTを使用する際に注意しなければならないこと、絶対に理解しておかなければならないこともある。
ChatGPTの注意点①:機密性が担保されていない
ChatGPTは機密性が担保されていない。
✅ChatGPTに入力した情報は少なくともサーバに残り、何かの形で漏洩するリスクがある。
ただし、ChatGPTを運営するOpenAIとしては、プライバシーとセキュリティについて非常に慎重である。
✅OpenAIによれば、ユーザーの質問に対するChatGPTの回答は、すべて匿名で回答するようにプログラムをされているとのこと。
✅ユーザーが提供した情報を記憶することはなく、個人を特定する情報を収集することもないという方針でシステム構築されているとのこと。
しかし、その一方で「大規模なデータセットに基づいて回答が生成されるため、時には機密情報や個人情報を含む可能性はゼロではない」ともしている。(2023年3月15日追記)
現時点
✅API経由の利用の場合は、入力された情報はChatGPT側のサーバーにデータは保持されないことが確認されている。
✅ChatGPTサイト以外からウェブサービスでChatGPTを利用する場合は安心して使える。
※上記は現時点でのことで、AIのことをよく分からない自分のような個人はリスク対策も考えないといけない。(例えばプロンプトの入れ方など)
※また、企業や地方自治体によって、ChatGPTの使用を禁止するところも出てくる。
(現に外国や鳥取県など)
✅超便利で生産性も上がり、収入アップや新しい仕事の創出も可能なChatGPTを「リスクはあるだろう」と捉えて取り組むか、「リスクは避けたい」という姿勢で取り組まないかは各々の判断。責任は個人や企業が負う。(ちなみに日本は緩い)
ChatGPTの注意点②:回答が事実である保証がない
ChatGPTの回答は、事実でない場合がある。
回答の信ぴょう性は、それなりに高いものではあるは、100%正確な情報が得られるわけではない。
ChatGPTは過去のデータが誤っていた場合には、必然的に正確でない比較的新しい情報、複雑な文脈に対しては正確な回答を提供できないことは多々ある。
学習過程・・正確性と信頼性は違う
※ニュース、新聞、ブログ、ユーチューブなどのメディアも同じ。そんなに神経質になることはないのかも。
特に専門領域においては、データが蓄積されていないことは十分あり得る。
専門性が高いほど、流通する情報そのもの絶対量が少なくなるため。
医療分野などでは、ユーザー自身が信頼できるデータであるかを確認したうえで慎重に使用しなければならない。
✅常に内容を確認し、他の情報と照らし合わせてから使用する必要がある。
※論文なども同じ。
※信頼と正確性は違う。情報をチョイスする側のリテラシー向上も重要。プロンプトも同じ。
ChatGPTの注意点③:検索エンジンではない
ChatGPTはGoogle等の検索エンジンではない。
ChatGPTは人工知能に基づく自然言語処理技術であり、根本的に検索エンジンとは異なるものになる。
検索エンジンは、インターネット上の情報を検索して、キーワードに関連するウェブページやドキュメントをリストアップすることを目的としている。
検索エンジンに近い存在・・検索エンジン側がChatGPTに近づくのでは?
ただし、ChatGPTもウェブ上にある過去のデータを元に学習して回答を生成しているため、近い存在であることは確か。
また、検索エンジンよりも柔軟で、複雑な問いに対して回答できるという違いもある。
※検索エンジン側が、より正確な情報を提供するためにChatGPTなどAIに近づいていく可能性は高いと思う。
ChatGPTの注意点④:回答に時間がかかる
ChatGPTの回答時間は、結構時間がかかる。
質問によっては30秒から1分くらいかかるものもある。
これだけ聞くと大した時間ではないと思うかもしれないが、検索エンジンが一瞬で結果を出すのに比べると、やはり多少のストレスは感じざるを得ない。
もちろん文章を生成するので、人間が作るのに比べたら何十倍も早いのだが、大量のデータを連続で使用するのには若干不向きかも?
回答に時間がかかるのは、ChatGPTが膨大な量のパラメータを持ち、複雑な計算を行っているため。
現在の技術水準では、リアルタイムの回答には限界があるようだ。
ChatGPTのレスポンス時間を完全に解決することは難しいとされているが、いくつかテクニックもある。
そのひとつは英語の利用。
✅英語で回答を求める場合は、体感的に2~3倍の早さで回答を得ることができる。(翻訳サイトとの併用)
※検索エンジンでは適切なキーワードを探すために時間がかかる。
それに対してChatGPTは長い文章でも意図を理解して回答をくれる。
トータル時間で考えれば、検索エンジンもChatGPTも変わらないのでは?
✅また、特定の個人や企業、組織の意見、意図が濃い検索エンジンより公正さはあると思う。
ChatGPTの注意点⑤出力形式はテキストのみ
ChatGPTの回答は、現状すべてテキストデータになっている。
ただ、これはアウトプットの話で、インプットについては「主に」テキストとしていて、必ずしもテキストデータに限らないようだ。
今後は、テキストデータ以外の回答が得られるように発展する可能性も大いに考えられる。
2023年3月15日追記:GPT-4になってから
ChatGPTがバージョンアップし、GPT-4がリリースされた。
✅GPT-4の入力では画像が使用できるようになり、画像に書かれている文字を読み取ったり、画像そのものの解釈について質問を出来るようになっている。
ただし、回答形式は引き続きテキスト形式のみ。
ChatGPTの注意点⑥:特定環境での利用は現状不可
現状では、ChatGPTのエンジンを使った特定分野のビッグデータは利用できない。
つまり、企業内でオリジナルの仕組みを構築できないようになっている。
検索エンジン等のインターネット上のサービスは、特定のサイトやサービス内で、その仕組みを応用して活用すること多々ある。
※例えばSNS?特定のプラットフォーム?
もし、それが実現すれば、企業内のマニュアルや仕様書、過去の問い合わせ履歴等を読み込ませることで、その会社独自のQ&A対応などに利用が可能。
ChatGPTはサービスリリース直後ということもあり、そのようなサービスはない。また、今後どのような方向に進むかどうかも分かっていない。
今後、サービスが発展してAPIの開発等が進むようなことがあれば、企業独自のオリジナルサービスに転用できるかもしれない。
✅現状、ChatGPTを組み込んだウェブサービスは「Being」のみ。
ChatGPTの注意点⑦:2021年以降の情報は保証されない
ChatGPTは、現状2021年9月以前のデータを元に学習しているとのこと。
そのため、2021年9月以降の知識は保証されていない。
2021年以降のデータや最近発表された情報に関しては、その回答が適切でない場合があるということ。
✅2022年の出来事を聞いたら、「適当?」「しったかぶり?」と感じる回答をすることもある。(それ以前のも?)
ChatGPTの注意点⑧禁止事項、「AIの使用」の明示
2023年4月4日追記
2023年3月23日、OpenAIはChatGPTなど利用規約を改訂し、従来よりも明確で具体的な禁止令が出された。
【以下は明確な禁止事項】
●違法行為
●児童の性的虐待、または児童を搾取または害するコンテンツ
●憎悪、嫌がらせ、または暴力的なコンテンツの生成
●マルウェアの生成
●身体的外のリスクが高い活動
・兵器開発、軍事と戦争、エネルギー、輸送、
および水における重要なインフラストラクチャーの管理または運用、
・自殺、切断、摂食障害等の自傷行為を助長、または描写するコンテンツ
●経済的損害のリスクが高い活動
・連鎖販売取引、ギャンブル
●詐欺行為または欺瞞行為
・詐欺、組織的な不審な行動、盗作、学問的不正、偽情報、スパム、疑似医薬品等
●アダルトコンテンツ、アダルト産業、出会い系アプリ等
●政治的キャンペーンまたはロビー活動
●プライバシーを侵害する行為
●無許可の法律実務の従事、個別の法的助言の提供
・法的助言を提供するよう微調整されていません。
●有資格者が情報を確認することのない個別の金融アドバイスの提供
・金融アドバイスを提供するように微調整されていません。
●特定の人物の健康状態を伝える行為、健康状態を治す方法や治療する方法の説明
・医療情報を提供するように微調整されていません。
・緊急の対応が必要な生命を脅かす問題のトリアージやその管理に使用できません。
AI利用の明示が必要なこと
特定の用途に関してAIの利用の明示が必要になりました。
●医療、金融、法律業界における消費者向けの使用、ニュースの生成またはニュースの要約に使用する場合は、「AIが使用されていること」と明記する。
その潜在的なニーズに対して免責事項をユーザーに提供する。
●自動化されたシステム(会話型AIやチャットボットを含む)では、AIシステムと対話していることを、ユーザーに開示する必要がある。
「ChatGPT超実践的活用法」第3章:ビジネスにおける活用方法
ChatGPTの特徴と注意点から考えると、ビジネスで利用できる局面は、現状ではかなり限定的にならざるを得ない。
ビジネス利用は現状では限定的・・その理由
その理由は、
✅ChatGPTの回答内容が正確ではない可能性があること
✅情報元が開示されていないこと
が大きい。
✅また、機密情報を情報として入力できない(推奨されない)ことで、その利用範囲はそれなりに制限されることになる。
文責がユーザーに帰属する
✅ChatGPTを使う上で、最も理解しなければならないこと、最大の留意点は、
「自分が書いた文章としなければならない」ということ。
言い方を変えると、文責がユーザーに帰属するということ。
その条件下でしか利用ができない。
文責の検索エンジンとの違い
例えば、検索エンジンを利用しながら文章を作成する場合は、情報ソースが確認できる。
そのとき参照しているサイトの信頼性が高いのか、そうでないのか。
一次ソースなのか、二次ソースなのか、当然分かったうえで利用する。
ChatGPTでは、それが分からない。
✅文章の信ぴょう性=あなた自身の信ぴょう性、ということになる。
これがデメリットであるかはさておき、そのような特徴があるということ。
※情報ソースが明らかであれば、引用が可能。
自分が作成した情報が間違っていた場合でも、その情報元を明示していれば、一般的には作者は免責される。
情報元を明示することで、その情報に対する責任を引用元に転嫁できるから。
✅ChatGPTでは、情報ソースが存在しないため、それができない。
じゃあ利用できないかと言えば、全くそんなことはない。
利用する際のポイント
1:ふわっとした文章の作成。
2:テンプレートや下書き、アジェンダなど。
3:文章化や構成などの清書。翻訳もここに入る。
4:エクセル関数やプログラム支援など。
2023年3月15日追記
GPT-4にバージョンアップされて、精度は格段に向上している。
現状、検証中であるものの、筆者としては、制約の多いビジネス利用においては見解を大幅に変更するものではないかと考えている。
ChatGPTのビジネスにおける活用方法①資料作成
企画業務や企画営業をしている人であれば、提案書を作る機会がある。
その中で、「実際には必要はないけど必要なページ」があるはず。
例えば、言葉の定義や基本的な説明、我々を取り巻く環境といったページ。
これらのページは提案書の本質ではない。
しかし、作成しないという訳にもいかない。提案そのものの大義となっているページだから。
したがって、適当に作るわけにもいかない。それなりにしっかりしたものである必要がある。
ただ、これらのページはえてして作るのが大変。多くの場合、漠然としたテーマだから。
時間も手間もかかる。
活用例・・回答⇒パワポなど
✅しかし、これらがまさにChatGPTが得意とするところ。
提案書に記載する「言葉の定義」について。
例えば、「SEOとは?」のページを作成するとする。
SEOは何かは知っている。どんなことかも知っている。でも、言葉で説明しろと言われたら、すぐに言葉にできない。
こんな時に活躍するのがChatGPT。
✅プロンプト「SEOを誰にでもわかるように説明してください。」
回答をそのままパワーポイントにコピペ。
他にも色々活用できる。
多少、体裁は整えるがこれで完成。わずか1分!
内容が非常にふわっとしているが、そんなテーマだからこそChatGPTが使える場面。
活用例・・市場調査
また、類似した使い方で市場調査にも活用できる。
競合他社や業界内の状況を漠然と知るための情報。
お客さん向けの提案書としても使えるが、
✅社内的な資料や会議等の冒頭で状況を溶融する際に有効。
そうすることで、資料としての完成度がグンと上がる。
「例」
「自動車産業の現状について教えてください」⇒回答をパワポにコピペ
※根拠を一つ一つ明示して深堀するような使い方をするわけではないので、このような活用ができる。
ChatGPTのビジネスにおける活用方法②アイデア出し
✅アイデア出しとは、社内会議のたたき台を出力するという使い方。
例えば、ペーパーレス化がキーワードになっている場合、ChatGPTにアイデア出しをしてもらい、それを基に議論を進めるという使い方。
ふわっとした使い方の典型=アイデア出し
アイデア出し(たたき台)の時点では、その内容について誰にも責任は及ばない。
✅人間が議論を進めるうえでゼロベースから考える必要がないのも大きなポイント。
例
「社内のペーパーレス化のアイデアを教えて」
※まるで非常に強いメンバーが会議に加わった感じ。
ChatGPTのビジネスにおける活用方法③クレームの返答
筆者が個人的に絶対に使った方が良いと思ている使い方がクレーム対応。
クレーム対応は、多くの場合お客さんの気持ちを収めるまでが仕事になっている。
もちろん、こちら側に落ち度があった場合には真摯に対応する必要がある。それによりサービス改善や業績向上に寄与するのであれば問題ない。
問題はクレームの半分以上はクレームのためのクレーム。
その手のクレームの場合、クレームから何か価値が生み出されることはない。
電話のクレームは対応せざるを得ないが、メールでのお客さんについてはChatGPTで対応が可能。
ただ、メールによるクレームでも全てをコピペというわけにはいかない。
しかし、ひとつひとつ丁寧に対応していては、時間がいくらあっても足りない。
また、慎重な言葉遣いが求められるため、担当者の時間もストレスもかかる。
時間をかけずに済むのであれば、それに越したことはない。
※これについては、個人的に全面的な賛同はしかねるが、ひな形という感覚で使えばい良い。
ケーススタディとして「クレームが減る企業体質にする」ことが大事。
クレーマー減らしには非常に有効だと思う。
ChatGPTのビジネスにおける活用方法④メールテンプレート
ChatGPTはメールテンプレートの作成にも活用できる。
メールはお客様それぞれに対して、適切な言葉、適切な言葉遣いをする必要がある。
新入社員など業界未経験の社員にとっては少なからずハードルとなる。
✅誰にとっても必要だけど、誰しもが容易に作成できるものではないのがメール。
例
初回問い合わせに対するメール対応
※これはかなり有効。ただし、対面でも通用するよう、社員教育は欠かせない。
また、問い合わせ対応だけでなく、お例文や謝罪文、クレーム対応等にも利用できる。
御例文は謝罪文よりもある意味で気を使うもの。
丁寧で正確な日本語が必要なシーンこそ、ChatGPTが活用できる。
ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑤下書き
ChatGPTに対して、下書きとなる情報をアウトプットしてもらうという使い方もできる。
最終的には自分で作成するものに対して、その下地を用意してもらう。
多くの人はゼロから考えるのは苦手だが、何かべーすがあると思考しやすくなるもの。
例・・顧客にヒアリング
「電子契約システムの効果測定をする際にユーザーに対してヒアリングをすることになった場合、どのようなことを聞けばよいか?」
※この使い方は、ビジネスシーンで非常に有効!!
ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑥アジェンダ作成
ChatGPTでは、イベントなどのプログラムやアジェンダ、タイムスケジュールなどの案を出してもらうことができる。
例・・「内定式のアジェンダとタイムスケジュールを出してください」
業界や内定者数など、参加者などが決まっていれば、もっと詳細な回答を得ることもできる。
※これはめちゃくちゃ有効!!いつもゼロから考え抜いていた。
✅「一般的にはどうなのか?」を端的に知りたい点では、ChatGPTは非常に有効。
ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑦箇条書き⇔文章化
ビジネスメールあるいは資料作成では、相手に分かりやすく伝えることが基本。
だらだら長い文章になってしまう場合、箇条書きに転換する工夫も必要。
あるいは、箇条書きだったものを、注釈として付ける場合などは、逆に文章化をするケースもある。
✅いずれも機械的な作業だが、アウトプットは誰がやってもあまり変わらない。
しかし、手間と時間は取られてしまう。
こんな時には、ChatGPTを使って箇条書き化、あるいは文章化をするとよい。
✅「以下を箇条書きにして」「以下を文章にして」と指示すればOK。
※プレゼン資料を箇条書きにして、発表用の文章をChatGPTに考えてもらうのもありかも。
ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑧校正チェック
筆者が個人的に一番使えると思った使い方が「構成チェック」とのこと。
✅校正は文章の明らかな間違いを修正するだけでなく、文章全体の流れや読みやすさを追求しないといけない。
ChatGPTでは、日本語での校正も瞬時に行うことができる。
※個人でも本の出版ができるようになった現在、非常に重宝されると思う。
本を出版する個人も増えることが予想される。
ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑨翻訳
翻訳はChatGPTの王道。
ChatGPT翻訳
DeepL翻訳
Google翻訳
現段階では、まだDeepLの方が自然に翻訳してくれる。
ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑩エクセル関数
ChatGPTでは、プログラムコードやエクセルの関数についても教えてもらうことが可能。
エクセル関数であれば、たとえば、
「エクセルのA列に名前が入っていて、B列に苗字を、C列に名前を入れる関数を教えて」などの形式で質問。
※これは感動もの!!!
ただし、エクセル関数に関しては、ユーザー側も最低限の知識は必要!
ChatGPTのビジネスにおける活用方法⑪英語のメール対応
ChatGPTがあれば、海外とのメールのやりとりで困ることは、ほぼなくなる。
※英語も最低限の知識は必要だと個人的には思う。仕事で使ってきたから。
「ChatGPT超実践的活用法」第3.5章:GPT-4における活用方法
GPT-4になって、人間が書くような、いや人間以上に人間らしいアウトプット表現が実現できるようになっている。(筆者)
※GPT-4しか知らない自分は、「人間らしい!」と感じていた。
✅ポイントはプロンプト
プロンプトはAIに指示をする際のテキスト情報のこと。3.5の時にはあまり聞かれなかったらしい。
✅プロンプトをいかに細かく具体的に記載するか?でアウトプットを大きく変えることができる。
以下は例文なのでアウトプットは割愛。
「ChatGPT超実践的活用法」第4章:初回ログイン・費用他
本書「ChatGPT超実践的活用法」は第4章が最終章になる。
内容は、
✅ChatGPの初回ログインまでの流れ
✅無料プランと有料プラン
✅Google拡張機能の活用
ChatGPの初回ログインまでの流れ
ChatGPの初回アカウント作成とログイン、利用までは非常に簡単なので他のページに譲ります。
手探りで登録できます。ChatGP(GPT-4)のアカウントリンクを貼っておきます。
無料プランと有料プラン
・有料プランは「ChatGP Plus」。2023年2月1日に有料プランの提供が発表された。
・有料プランの値段は月額20ドル(日本円で2,600円ほど・・1ドル130円想定)
※私は今のところ無料プランのみ活用しています。
・有料プランのメリット(3点)
①利用ピーク時も通常応答
今は利用ピーク時に通常応答できていないのかは体感できていない。メッセージが出ることもある。
しかし、回答のレスポンスにかなりの時間を要すると感じることがままある。
②レスポンス時間の短縮
レスポンス時間の短縮は非常に助かる。
ChatGPを使ってみると分かるが、特に日本時間の夜は回答に時間がかかり過ぎることがある。
アメリカと日本は昼夜逆なので、一層時間がかかっていると思う。レスポンス時間が短縮されることは非常に有難い。
①、②を考えると、ChatGPを本格的に利用する企業や官公庁、文章作成を主な生業としている人は、有料プランの利用を考えても良いと思う。
③新機能と機能改善の先行利用
新機能の利用は、現状の機能をある程度使いこなせるようになってから取り組もうと思う。
まだ初心者レベルの自分は、ChatGPを始めとした生成AIに慣れ、適切なプロンプトを作れるようになる訓練が必要と考えている。
ただ、だからといって、そこまでに多くの時間はかけたくない。
Google拡張機能の活用
グーグルクロームは必須。自分も長年クロームばかり利用している。
既にいくつかのグーグルクロームの拡張プラグインがリリースされている。
ChatGPT for Google
ChatGPT for Gppgleは、Googleで検索した際に、質問への回答、コードの記述などを同時に回答する拡張になったとのこと。
拡張機能と言えば、今までは暗号資産関係を使ってきたが、Googleドキュメントに自動的に表やグラフを作ってくれるなどの機能があれば非常に有難い。
仕事で考えれば、かなりの時短である。
ChatGPT Writer
簡単なメッセージや電子メールを作成する際の補助としてChatGPTを使用できるようになる拡張。
ブラウザに追加してメッセージのコンテキストを入力するだけで、ChatGPTが自動的にメッセージを生成するようになる。
ツイートGPT
ツイッターを利用する際に、ChatGPTの機能を即時利用できる拡張。
チャットGPT使い方学習【書籍:ChatGPT超実践的活用法】アウトプットまとめ
このページでは、書籍「ChatGPT超実践的活用法:葵あすか」をもとにインプットとアウトプットをしながら、チャットGPT使い方学習をしてきました。
他の書籍や動画学習でも共通して出てくるキーワードが「プロンプト(質問、指示、役割」。
プロンプトの与え方次第で回答が変わってくるため、適切な回答を導き出すプロンプトエンジニア(プロンプトエンジニアリング)の需要が急拡大しているという。
アメリカでは年収3,000万、4,000万以上の求人が出てくるなど、プロンプトエンジニアはニーズがあり、必ずしも専門的なプログラミングスキルなどが求められないのが特徴的。
先日もNHKでアメリカのプロンプトエンジニアについて特集がなされていたように、日本でもプロンプトエンジニアの需要の急拡大が予想される。
また、本書ではGPT-4で発表された「明確な禁止事項」も記述され、今後の利用にとても役立った。
ChatGPTのような生成AIの登場で、「プログラマの仕事が急減する、仕事を失う」「ウェブライターの仕事が急減する」など、危機感を強くする人や企業がいる反面、これを「新しい仕事の創出」とワクワクする自分みたいな人間もいる。
だから勉強しているのだが。
また、ChatGPTでは個人の経験、体験、レビューなどは詳細に書けない。
必要な考え方は、ChatGPTのような生成AIと、どのように上手く付き合っていくか?ということだと思う。
そのためにも、大きなチャンスが訪れている今、ChatGPTのような生成AIから目を背けるのか、積極的に学習して、実際に扱っていくのか?で、今後の生き方に大きく影響していくと思う。
書籍のインプットとアウトプットは継続していくが、今後はテクニック面(エクセルやGoogleスプレッドシート他)も磨いていこうと考えている。
また、それについても当ブログでアウトプットしながら進めていこうと考えています。